練習レポート 20150309
お久しぶりの見学者(1名)をお迎えしてのこの日の練習は
荒井先生の☆準備運動と★発声練習からスタート!
☆2人組で前後に並び、前の人は自分が重心を下げる
後ろの人は前の人の首の後ろの筋肉を引っ張りあげる(8カウント) を交代で。
更に口を開けて→舌を楽にして(舌が上がる場合は下の歯に舌の先を付けて)。
☆次に、片足を前に出して体重を掛ける→戻す の動作をしながら
身体の何処が動いているか(使っているか)を観察。
ゆっくり&勢いよく息を吐きながら で同じ動作を繰り返す。
☆ボーリングの球を利き手で投げる動作をしながら、
もしくはピアノの様な重い物を持ち上げ場合は、どうなるか?
イメージしながら身体の動きを観察。
⇒腹筋、太もも、身体全体、股関節、お尻 を使っている…etc.
*ボーリング&ピアノでの気づきは、「特に下半身を使う事の実感(体感)」
注意事項としては、重い物を持つ時声帯に力が入るので、その点は柔らかくする
意識を持つ。その上で腹筋もちゃんと使う事 …合唱は意外に体育会系です。
★フォーレの『Requiem』中の「Kyrie」の歌詞を用いて、片脚立ちで発声。
・O-Do-mi-ne:Oで首の後ろを引っ張り上げて、伸びを残したままDoでボーリングの
球を投げるイメージで(固くしない)
・in-fer-ni , Rex-glo-ri-ae なども同様、長い音譜の歌い方はいつも注意!
○恒例のパートばらばら練習(隣が自分と違うパートの人が来るように着席)も!
オルガンを用いて446Hzと438Hzでの音の違いを耳で聴いてチェック。
(※演奏会で弦楽アンサンブルに私達のやり方を理解してもらう意味で、高いピッチで歌う事を
仕上げておく事が大事!)
続けて、「Kyrie」を伴奏あり→アカペラ→前列と後列が向き合い歌う 等の練習をする中の発見は
お互いに聴きあうと音の柱が何処に収まるべきか、気持ちが良いかが分かる。
ピッタリではなく、「音のちょっと上」を取る事で、聴き心地も良くなる。
*凄く繊細な感覚が必要になる!
本日の暗譜大会 曲目は「Offertoire」
でもその前に、修正を加えてからの発表になりまして。
♪♯78~:小節線を無視して歌う
(パート毎に言葉がずれているので、必ず「言葉を歌う様に」する)
・O-Do-mi-ne …Bassが歌った直後Alto & Tenorが同じ位の沈み具合で替わりばんこに聴こえて欲しい
・Je-su Chri-ste …Chriが深くなる様に、出るべき所は出て(筋肉を使う所は使って)、
引くところは引いて(軽くする所は軽くして)他のパートの入りを邪魔せず、引き立てる様に歌う
♪楽譜の全パート分、抑揚を付ける箇所にマークをつける
何処で一緒に沈むパートがあるかを把握する。(視覚的に3小節先まで分かった状態で歌うのが理想的)
♯78~Kまで抑揚マークを振ってみると…
・O-Do-mi-ne:Do / ・Chri-ste:Chri /・Rex glo-ri-ae:glo /・li-be-ra:li /・a-ni-ma-s:a
・de-fun-cto-rum :cto /・poe-nis:poe /・in-fer-ni:fer /・pro-fun-do la-cu:la
・ne-ca-dant:ca …といった具合でしょうか。(間違ってたらごめんなさい!)
以上を踏まえての発表でしたが、暗譜は大丈夫そうでした。
さすがに演奏会まで残り少ない練習回数なのですが、まだまだやる事が多そうです。
女声は、パート練習で取り上げて長く練習が出来たのでどの様に歌うかや、チームとしての機能強化を構築。
その他、発音やピッチを合わせるなどメンバー内の技術を更に協力し合って高めていくのが目標。
男声は、抑揚のないまま流れていき拍が乱れる箇所があり、テンポが欲しい。
パート内の協力は不可欠で、どの様に歌うかなどを(男声練習で)掘り下げる予定 との先生のお言葉でした。
(レポート?作成):Sop. 茂串 圭子